塩D日記

2児の父、四十路おじさんの日記です


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内視鏡大腸検査の初体験談

一昨日も書きましたが、内視鏡大腸検査をしてきました。40歳にして初体験です! ちなみに、今月が誕生日なのでもうすぐ41歳。

結果は異常なしで、保険外の使い捨て検査着代合わせて5460円でした。ポリープなどが見つかって処置した場合、最大3万円くらいまで上がると、事前説明ではありましたよっと。

なお、検査前日に食べる検査食と、当日に2リットルの水に混ぜて飲む腸内洗浄の薬、事前の血液検査代を含めると総額1万数千円って感じでしょうか。

今回の内視鏡大腸検査。なぜしたかと言うと、まず恥ずかしながら肛門がかゆくて肛門科に行ったんですよ。原因は、洗いすぎでした。石鹸を使うのはNGらしいです。それまでも使ってたんですが、四十路ゆえ肌が弱くなったのかもしれないですね。

で、そのときにお医者さんに「塩Dさん内視鏡大腸検査は受けたことありますか?」って聞かれて、「ないです」と答えたところ、「この年齢だったら一度やっときませんか?」と誘われて、特に深く考えず「じゃあお願いします」と決定!

その日のうちに血液検査を受けて、検査食などを購入して帰宅しました。妻に話すと、胃カメラを飲んだことがある彼女は、「自分の中を見るのおもしろいよ」と教えてくれたのですが……、それを聞いてあっ……。内視鏡って、お尻にカメラ入れるんだ!! と気づいたのです。

マジかよ~、こえーよ~。と思ったのも一瞬、もう申し込んじゃったんだし、楽しもうと気持ちを切り替えました。

で、検査前々日の夜。何気なく「注意事項でも読むか」と病院から持ち帰った一式を見ると、なんと前々日の夜に飲む下剤がありました! 忘れるとこだった……。妻によると、「私がそれ飲むとピーピーになる」そうです。

しかし、僕は便秘気味のため、寝る前に1回しか出なかったですね。えっへん! 検査の前々日夜に下剤を飲むので、検査前日が仕事で、下剤に敏感な人は職場で大変かもしれませんね。僕は便秘気味のためか、大丈夫でした。

前日の検査食は、朝食が鮭のお粥と、お麩がちょろっと入ったすまし汁。意外に味が濃かったです。昼食は、ウエハース2枚とウイダーインゼリー的なアレ。間食にビスコと、水に溶かして飲むジュース的なものが2種あります。ひとつ飲まなかったので、以下に写真を掲載します。
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ピーチ味。大腸検査にピッタリのイラストですね。もう1種はマスカット味でした。

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200mlほどの水かお湯に混ぜて飲みます。水だと溶けにくかったので、少しずつかき混ぜながら水を足すといいでしょう。

けっこうおいしいです。まあ無果汁なので、甘味料と香料で仕上げてあるんだと思いますが。夕食は、コンソメスープ。8時までに食べて、8時にまた下剤です。でも、仕事で帰りが遅くなり、下剤を飲んだのは9時過ぎになってしまいました。

そして検査当日は、一昨日も書きましたが、検査開始時刻の4時間前、朝6時から腸内洗浄の薬を2リットルの水に混ぜて、2時間かけて飲むという苦行……。なお、一昨日は便を出やすくする、と書きましたが、正しくは腸内洗浄の薬らしいです。妻は「一緒のことでしょ」と言ってましたが。要は便を出し切って洗浄するってことですかね。

これがキツかったです、一昨日の繰り返しになりますが、ポカリ味と聞いていたものの、ポカリとのシンクロ率は、僕の感じたところでは2パーセントくらい。最後のほうは、薄めた鼻血を飲んでいるような味でした。途中で気持ち悪くなって、ゴクッと口に入れたら吐いてしまいました。

で、結果1.5リットルしか飲めませんでした。しかも、3時間かかりました……。その間、6回くらいトイレに行きましたが、病院からもらった写真入りの便の例のように、完全にキレイにはなりません。こりゃ早めに病院に行って、浣腸コースか……とよぎる不安。

便がキレイにならない人は、検査30分前に病院に行って相談し、場合によっては浣腸を打たれるのです。ということで、念のため検査開始予定の30分前、朝9時30分過ぎに病院到着。電車と徒歩で、自宅からドアトゥドア25分くらいの位置にあります。

家から出た瞬間、便意をもようして引き返しトイレへ! 電車内でも一度、お腹がピンチになりましたが、波は乗り越えました。ふう……。ちなみに、検査時に打つ注射の効果のため、自動車の運転は禁止です。

さて、病院の受付で相談。「便に粒がまだ残ってるんですが……」と遠慮気味に話す僕に、受付の女性は写真入りの便の例を示して、「この中だとどれくらい~?」と超満面の笑み♪ 僕が指差した写真を見ると、「それなら大丈夫よ!」と明るく答えてくれました。

続けて「粒はどれくらい? トイレには何回くらい行きましたか~」と口角上がりまくりで笑顔がステキ過ぎます。僕は「1回に一粒くらいですかね。トイレには6、7回行きました」と正直に申告。うそをついて、検査中に腸内にウンコがありまくるほうが、恥ずかしいと分かっていたので。

すると受付の女性は、「それなら大丈夫よ~。検査までまだ時間あるから、これ読みながら出そうになったらもうちょっとがんばってみて!」と、検査前と検査後にやること、検査中の姿勢などが書かれている、ラミネート加工した注意書きを渡してくれました。

ソファに座って、それを読んでいると便意! 検査ギリギリまで、2回行きました。すると、便はキレイなほぼ透明に! よかった~!! そしてついに内視鏡大腸検査の場へ……。「この道を行けばどうなるものか……」なんて思うことはなく、名前を呼ばれて診察室に入ったのです。

女性看護師に迎えられ、お尻部分に穴の開いた検査用のズボンを渡され、はき方を指示されます。カーテンの向こうに消えた看護師。僕はひとり残された診察室入ってすぐのスペースで、下半身裸となりお尻穴空きズボンを装着したのでした。

いざ、診察へ! 目の前のカーテンを少し開け、「もう入っちゃっていいんですか?」と一歩を踏み出すと、若そうな男性医師と先ほどの看護師が、「はい、塩Dさんこちらのベッドに横向きに……」「このへんをお尻に」なんてスピード対応。

受付の方もそうでしたが、みなさん優しいです。やはり、お尻はセンシティブな部位なので、不安が大きい患者もいることでしょう。子供に話しかけるように、僕を内視鏡大腸検査に導いてくれました。

看護師により、腕に注射。リラックスと、腸の運動を抑える効果があるそうです。そして、医師の「じゃあ始めますからね~」みたいな言葉に「お願いします」と少し振り向くと、彼の手にはチューブ。お尻に塗る潤滑剤でしょう。

塗られたかと思うと、ほぼ即座に内視鏡カメライン! まさかこんなに簡単に入ってしまうとは……。横向きになった僕の、足元には内視鏡カメラが映し出す映像が見られる、モニターがあります。自分の腸内が見えるわけですが、意外とあまり感動はありませんでした。注射の効果でしょうか。

お尻のすぐそばで、医師の手が何かを操っている感覚があります。おそらく、カメラにつながるホースをどんどんお尻に入れるなどしているのでしょう。モニターには腸内。たとえるなら昔のゲーム『ウィザードリー』のような、冒険者視点の3D風ロールプレイングゲームの画面です。

あまり多くはないのですが、ときどき腸壁にはウンコっぽいものも残っていました。また、ホースには腸内の液体を吸ったり、水を噴射して洗う機能もあるようでした。ポリープが見つかれば、切除するなどの処置も、きっとできるのでしょう。

内視鏡カメラが進むごとに、医師の指示で横向きから仰向けで足を組む姿勢へ。また横向き、仰向け、と体位を変えつつ、モニターを見つめます。大腸はカーブがあるためか、カメラが進みにくい場所があるようで、ときどきお腹を中から押されるような感覚がありました。カメラが腸壁に当たっているのでしょうか。

そのうち、医師から「もう少しで大腸の先っぽに到達しますからね」みたいな言葉があり、ついにカメラは大腸のスタート地点へ……。医師が「ここからは写真を撮りながら戻るだけです」と言ったかと思うと、モニターはカシャと一瞬ストップモーションに。シャッターを切ったんですね。

スルスルと後退するカメラ。カシャ、カシャっと激写される僕の大腸内。少し暗いところでは、照明をともしての撮影もありました。スゲーぜ内視鏡カメラ……。検査後の休憩室にカメラメーカー「オリンパス」のダンボールがあったのですが、不正で株価が下がったとき、買っておくべきだったんだな~、としみじみしました。

それはさておき、内視鏡大腸検査は無事終了。事前の血液検査にも異常はなく、医師からの特別な言葉といえば、「塩Dさんの大腸はちょっと長かったですね。といっても何も悪いことはないんですけどね」くらいでした。Webを検索すると、日本人の大腸は1.5メートルくらいだそうです。

その後は看護師の指示で診察室内にあるトイレへ。特に出るものはなく、お尻に塗ったのであろう潤滑剤を拭いて、お尻穴空きズボンのまま休憩室に入りました。そこには僕の荷物とズボンが移動されており、着替えて椅子に座り、用意された飴を舐めながらお茶を飲みました。

異常なしで、その日の食事や運動に制限もなし。看護師からは「今日は甘い物と水分を積極的に摂ってください」とのことでした。また、「ガスが溜まっていると思うので、積極意的に出してね!」と明るい言葉もいただきました。

しかし、病院から駅への道すがら、「よし!」とオナラを出そうとすると、液体も出そうな感覚があったので、やめました……。帰宅後、トイレでオナラをしたら特に液体が飛び出すことはなかったのですが、これから初めて内視鏡大腸検査を受ける方は、検査後のトイレ以外での豪快な屁には注意したほうがいいでしょう。

僕の一番の感想は、検査よりも当日朝の腸内洗浄の薬「ニフプラス」を飲むのがつらかった……。あの気持ち悪さはもう味わいたくないので、健康生活を心がけようと思いました。

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